本記事では未経験からIT企業に転職することができた筆者が、実際にどのようにして成功させたのか当時の心境なども合わせて全て解説します。
この記事を書いた人
- 2度の転職で上場企業への転職に成功
- 30代未経験でIT業界へ転職
- 副業でも実績あり
IT業界に転職して良かったこと
- 会社員をしながら副業、起業に挑戦できる
- テレワークができる
- 自分の将来性が広がった
結論:未経験でIT業界に転職するためのロードマップ
未経験でIT業界に転職するためにやったこと
- STEP1:自分の願望や目標を決める
- STEP2:転職軸を決める
- STEP3:業界研究・企業研究を行う
- STEP4:転職サイトに登録・プロに相談
- STEP5:資格取得や実績づくり
- STEP6:求人に応募する
- STEP7:企業研究
STEP1:自分の願望や目標を決める
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1自分の願望や目標を決める
まず自分がどうなりたいか願望や目標を決めます。
これが一番重要です。
想像できないことは実現することはできませんが、想像できるということは実現できる可能性があるということです。
と思うかもしれません。
ナポレオン・ヒルの有名な本「思考は現実化する」の中では以下のようにいわれています。
思考は現実化しようとする衝動を秘めている
思考は現実化する – ナポレオン ヒル (著)
思考が信念となり、願望や目標を最後まで追求する、という強い意欲に繋がるのです。
参考になるエピソードが載っているので興味がある方は本を読んでみてください。
そこで筆者の願望や目標をまとめたところ、以下の結果となりました。
筆者の願望・目標
- 収入を増やしたい(会社に依存しなくても生活できるようになりたい)
- テレワークや副業、起業がしたい
- ITやインターネットの仕事がしたい
- 資産形成のため、従業員持株会を活用したい(上場企業で働きたい)
願望や目標が決まったら次のステップに進みます。
STEP2:転職軸を決める
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2転職軸を決める
目標が決まったら次は達成するために具体的に必要なことを考えます。
目標が決まると必然的に転職軸も決まってきます。
筆者の場合
願望・目標
- 収入を増やしたい(会社に依存しなくても生活できるようになりたい)
- テレワークや副業、起業がしたい
- ITやインターネットの仕事がしたい
- 資産形成のため、従業員持株会を活用したい(上場企業で働きたい)
転職軸・求める条件
- 収入を増やすには副業必須と考えていたので副業が許可されている会社がよい
- 副業やテレワークができる環境はIT業界に多い
- コロナ禍を経験し、より一層ITへの関心が高まり、IT業界を目指そうと思った
- 無謀にも上場企業を目指したい
- 異業種とはいえ、過去の営業経験を活かしていくこととした
転職軸を決める理由は、以下の目的があります。
- 軸を決めることによって行動に一貫性がでる
- 企業側も選考する際に求職者の軸を参考にしている
- 軸を中心に考えればいいので選択する時に時間を短縮できる
転職軸を決めたら次のステップに進みます。
STEP3:自己分析・企業研究を行う
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3業界研究・企業研究を行う
次に業界や企業の研究をしました。
ただやりたいだけだとさすがに採用してもらえません。
ここで自分自身が本当にやりたいのか、転職した後も活躍できるのか、確認しました。
調べたり、勉強することは現職の仕事には影響はないので毎日確認していました。
自己分析はミイダス がおすすめです。
ミイダスは無料で利用できるアセスメントリクルーティングプラットフォームです。
コンピテンシー診断では、あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、 ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
同時にSTEP4に進み、一緒に行うといいです。
STEP4:転職サイトに登録・プロに相談
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4転職サイトに登録・プロに相談
ここで業界について研究しながら、同時に転職サイトや転職エージェントに登録してプロに相談をしました。
ありがたいことにほとんどの転職サイトや転職エージェントは無料で登録することができます。
登録や相談をして損はないのでまずは登録します。
実際に登録した転職サイト/ 転職エージェント | 特徴 | 登録必要度 |
Green | IT業界最大級の求人数がある転職サイト | |
リクルートエージェント | 求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1 | |
ビズリーチ | 会員数8万名以上、日本最大級のハイクラス転職サイト | |
doda | 同一ブランドで求人情報サービスと人材紹介サービスを提供 | |
リクナビNEXT | リクナビNEXTだけの限定求人が約85% |
転職サイトや転職エージェントは求人情報を見て仕事内容や条件を見て情報収集をしていました。
ハイクラス転職サイトは将来の給与相場や条件の参考にもなるので登録した方がいいです。
実際に筆者が登録して良かったこと
転職エージェントの方に「まずはIT資格:ITパスポートを目指しましょう」と教えていただき、取得、転職に活用することができました。
実際に求人に応募するかどうかは別としてプロに相談することによって活動のヒントを得ることができます。
紹介した転職サイトやエージェントの利用は無料なのでまずは登録してみてください。
転職サイトや転職エージェントに関しては次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
-
参考【転職サイト】おすすめ転職サイト5選|上場企業社員が解説
続きを見る
STEP5:資格取得や実績づくり
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5資格取得や実績づくり
30代未経験での異業種転職は狭き門だと思います。
しかもIT業界を目指すとなると若年層での募集が多いです。
内定のために独学で勉強していることをアピールしました。
- IT資格の取得
- ProgateやUdemy(Udemyホームページ)での勉強
筆者がやったこと
- まず「ITパスポート」を取得し、ITの基礎を勉強しました。
- Progateで初歩的なプログラミングを勉強しました。
- UdemyでLinux系の講座を購入して初歩的な部分を勉強しました。
ITパスポートはITの基礎についての資格です。
独学で十分取得可能ですのでぜひ挑戦してみてください。
次の記事でIT資格について解説しているので参考にしてみてください。
-
参考「未経験からでも大丈夫!」IT資格で転職を変える方法
続きを見る
Progateはプログラミングの基礎を勉強できるアプリです。
無料部分だけでも有益なことを勉強できます。
ここでいくつかの言語を勉強し、自分にあっているか、これから勉強していきたいか、確認しました。
Udemy(Udemyホームページ)は、学ぶ人と教える人をつなぐ大人向けオンライン学習プラットフォームです。
プログラミング、データサイエンス、Webデザイン、プレゼンテーション、エクセルなどのビジネススキルから写真撮影やヨガの趣味のコースまで、幅広い講座が揃っています。
リーズナブルな価格で、実用的なスキルを自分のペースで学ぶことができます。
筆者はLinuxの講座を購入して勉強しました。
ここでも言語の特徴や自分が挑戦していきたいかを確認をしながら勉強しました。
プログラマーを目指す方はここでポートフォリオを作成するのもアピールポイントになります。
STEP6:求人に応募する
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6求人に応募する
ここまできたら求人に応募します。
勉強しながら同時進行で応募しても問題ないです。
求人への応募の際やったこと
- 提出書類の作成
- 面接での質問の回答を精査
- 面接前に事業内容や事業計画の確認
STEP7:企業研究
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6求人に応募する
ここまできたら求人に応募します。
勉強しながら同時進行で応募しても問題ないです。
企業研究
- 企業理念を理解する→自分が実現したいことと一致しているか
- 会社概要や沿革を知る
- 公開されている経営方針や決算書を確認し、意見を述べられるようにしておく
未経験転職の場合、即戦力に繋がらないことを企業側も理解しています。
面接をしてくれるということは人柄や実務経験以外の部分で採用したいと企業側も考えていると
思われるので萎縮せずアピールしていきましょう。
まずは現職での成果、実績をまとめ言語化できるようにしましょう。
実績があれば企業側も評価をしてくれます。
そしてその企業で活躍したいというアピール方法としては「企業研究」があります。
会社概要や沿革は調べたらすぐわかるので確認しましょう。
「入社したい」という意欲があれば自然と興味が湧くはずです。
また入社後のイメージができているかもアピールポイントになるので
決算書や経営方針を確認し、自分がどう貢献できるかをまとめておきます。
将来働く会社のことを調べるのは当然のことですが意外と抜けてしまいますので
確認しておきましょう。
ここまで行い、無事内定をいただくことができました。
結論:未経験でIT業界に転職するためのロードマップ
未経験でIT業界に転職するためにやったこと
- STEP1:自分の願望や目標を決める
- STEP2:転職軸を決める
- STEP3:業界研究・企業研究を行う
- STEP4:転職サイトに登録・プロに相談
- STEP5:資格取得や実績づくり
- STEP6:求人に応募する
- SETP7:企業研究